後半です。
前半はコチラ
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全身で鞭を受けたご褒美に
マゾは床に仰向けにされる。
「ほら、ご褒美よ」
顔の上に乗る蒸れた私の足。
一般的にこれはご褒美には入らないかもしれない。
だって逆の立場なら
私は嫌だもの。
でもこいつは変態マゾ。
私の足が顔の上にある、踏まれているだけで
喜んでしまうの。
「はぁはぁ…っ❤︎」
全身に受けた鞭の痛みはまだ抜けない。
全身の血管1つ1つが鮮明に感じられるほど
熱を持った身体。
本気でよく頑張っている
と私は思っている。
思っていて自然と口から出てしまったの
「ねえ、身体の上にヒールで乗って、蹴っても良い?」
「ヒールの痕が残るけど」
こんなに頑張ったマゾに
なんて残酷なことを言っているんだろうと思った。
断られてしまってもまあ、別に
そうだろうな、としか思わないけど
この提案にマゾは
「はい」と覚悟を決めたように返事をした。
マゾの身体の上に乗る
これだけでもかなり辛い。
私の体重がこのヒールにかかっているんだもの。
考えなくてもわかる。
でもこれで終わりではない。
そう…蹴るの

ヒールを中心にして。
「んっ❤︎」
「ん、ん“ん“ぅぅうっ❤︎」
そんなに体重や力はかけていない。
だけど尖ったヒールが簡単に奴隷の皮膚に傷をつける。
「んんんんんんっ」
1蹴り1蹴りは
身体が裂けてしまいそうなほど痛い。
10回…いや、20回ぐらいは蹴ったんじゃないかしら。
鞭で痛めつけられた身体の上に
「痛い」という事実は一緒なのに
鞭とは違う痛みが重なり合う。
「もう一回っ♪」
「ンンンンンンンンンンっ❤︎」
張り裂けてしまいそうな身体。
「嬉しい?」
「嬉しいよね♪」
イジワルそうにそう言う私
「はい、嬉しいですっ❤︎」
どの“痛み“でも私が与えたという尊い痛みになる。
「嬉しいなら、もっと我慢できるよね」
「たとえば…苦しい…のとかも」
「はぁはぁ…はい❤︎」
「良い子だね」
マゾをベッドに仰向けに四肢拘束する。
お口には強制的に開口されてしまう口枷を装着され
そこに押し込まれるディルド。
だけどのディルドではない。
ただ押し込むだけじゃないの。
ピストンバイブのディルドなの___。
サイズは大きくはない。
口枷の直径よりも2回りも3回りも小さいものじゃないと
ピストンが引っかかってしまうかもれないから
直径約3センチのディルドを
マゾの口に挿れるの。
口に挿れるだけで緊張感が走る。
ピストンバイブでイラマなんて
やった事ないし
喉がどんな風になってしまうのか不安もある。
無理させないようにしたい。
でもギリギリまで責めてみたい。
不安と好奇心が
私の感情を複雑にしていく…。
「い、いくわよ…」
手に汗を握りながら
そっとスイッチを入れる。
最初は本当にゆっくり…
シュウイン…シュイン…
喉の奥に強くゆっくりと押し付けられるディルド。
徐々にそのスピードを上げていく
ヴ…ヴ…ヴヴヴッ
「んんんんんっ❤︎」
「もう少し早めるわよ」
頷く奴隷
ヴヴヴヴヴ…っ
「んんんんんんんんんんっ❤︎」


まあまあな速さ。
場合によっては喉が傷ついてしまったかもしれないと思うほど。
苦しんで嗚咽を吐いたら
マゾのお口からディルドを外し
またタイミングを見て口にディルドを突っ込み
スイッチをゆっくりと入れ
徐々にスピードを上げていく
ヴヴヴヴヴヴヴヴッ
「んんんんんんんんんんんんんんっ❤︎」
苦しい。
でも興奮してしまう身体。
ひたすら痛めつけられた後なのに…
何回繰り返したか覚えていない。
でも最低でも5回は繰り返した気がする。
初めてピストンバイブを口に入れたから
色々調整とか挿入の方向などの
試行錯誤を繰り返していたから。
「よく頑張りました」
「苦しかったね」
そう言いながら口枷を外すと
マゾは私にとんでもないことを言うの
「一番早いスピードでお願いしたいです」
普段ならセッション中に奴隷に
「〜〜して欲しい」なんて言われて素直に「いいよ」
なんて答えたらまるで私の方が奴隷みたいで嫌なんだなけど
この時は好奇心の方が優ってしまった。
「本当に、大丈夫なの?」
味わった事のある奴隷ならわかると思うけど
このピストンバイブの一番早いモードは
目で捉える事の出来ない速さと
大きな音で相当激しいの。
「一回だけよ」
危険なプレイ。
緊張感がさらに増す。
ゆっくりと奴隷の喉の奥に突っ込む
マゾの顔は
緊張感と不安と好奇心と興奮で
いっぱいになっているのが見てわかる。
「いくわよ…」
唾を飲み込む音すら聞こえてきそうなほど
ドキドキする。
ヴヴヴヴッ
最大マックスにスイッチを押したのは
ほんの5秒間ほど
「ンンンンンッ❤︎」
「ん、あ…っ」
「はぁはぁ…ゲホッゲホッ❤︎」
この“たった“5秒間でも
すごい衝撃がマゾの身体を貫いたでしょうね。
「すごいです」
「最高です❤︎」
喉を怪我してもおかしくないのに
奴隷のお口からでた言葉は
そんなポジティブな言葉…。
異常な体質、異常な感情をを持つマゾ。
私には到底共感できそうにない
その考え方に
異質なモノを覚えると同時に決して混ざり合う事は無いけれど
こんな危険なプレイで私を信用して身体を預けてくれた事に
心が満たされる。
「良いわ、オマエを奴隷にしてあげる」
最初に誓った約束。
“奴隷になりたければ態度で示してみなさい“
しっかりその“態度”は見せてもらったわ
私は嘘はつかないの。
約束通りに“奴隷“にしてあげる。
「とりあえずご褒美よ」
エナメルのボンデージを全て脱ぎ
奴隷の顔の上にまたがる。
「私の綺麗なお尻で椅子のように扱われるのがオマエのご褒美」
「はいっ❤︎」
エナメルの布もなにも無い顔面騎乗は
皮膚同士の密着率が高い。

「はぁはぁ…❤︎」
「オマエのご褒美もなにもかも私に決められるの」
「それが奴隷」
「オマエには選択肢なんてない」
だからね…
私の綺麗なお尻で顔面騎乗されながら
鞭を打たれても

鞭を打たれても

電気をペ◯スに流されても
そのペ◯スに蝋燭をかけられても
そして最後に聖水をかけられても
私がこれを“ご褒美“だと決めれば
奴隷は「はい」意外言えないわ。
この苦痛という幸せの中で
これからも私の奴隷として扱われるわ___。
私に無視されてしまう事以外のことなら
なんだって受け入れる。
やった事のない未知のプレイ。
そしてそれに挑戦する刺激。
心臓がバクバクして怖いけど
お互いが信用しているからこそ
怪我なく安全にセッションできたのでしょうね。
こういう奴隷となら
さらに刺激的なセッションに挑戦するのも悪くないわ____。
Ruiko