奴隷が用意したディナーを囲む私と美有。
私たちは椅子にゆったりと腰掛け
奴隷の動きには緊張が見え隠れしている。
それもそのはずよね
今日はいつもと違う夜になることを奴隷自身もわかっているのだから。
「乾杯!」


私たちは軽やかにグラスを合わせる。
深い赤のワインがグラスの中で揺れ
奴隷のグラスにはウイスキーと私と美有の聖水が
混ざった特別なカクテル。
奴隷がグラスを手に取る仕草をじっと見つめながら
私は口元に笑みを浮かべた。
「どう?特別な味がするでしょう?」
奴隷は一瞬表情を歪めたが
それを隠そうとするように一気に飲み干す。
奴隷が飲み終えた瞬間
美有と目が合って、私たちは同時に笑った。
「さて、今日のプレイについて話しましょうか」
食事を進めながら
私は奴隷に向けて話しかける。
奴隷は何も言わず、ただ黙って聞いている。
「オマエ、もうたくさん羞恥プレイを経験してきたでしょう」
「最初は可愛らしいくらいに恥ずかしがっていたとしても」
「最近はもう慣れちゃって」
「少しやそっとじゃ動揺しなくなったんじゃないかしら」
奴隷の顔にわずかな戸惑いが浮かぶ。
それを楽しむように
私はさらに言葉を続ける。
「だから今日は、ちょっと新しいことをしてみようと思うの」
「私が考えたアイデアよ」
私はテーブルの隅に置いておいたスケッチを取り出した。
それは魔法少女をイメージした衣装デザイン
__いや、正確には「魔法おじさん」とでも言うべき
滑稽でユーモラスなもの。
可愛いでしょ。
背中も一応デザインしたのだけど
今回は使用しなかったわ。
「これを、オマエの身体に“描いて“いくわよ」
そう“描いて“いくの。
普通、こういう服を着せて
恥ずかしがらせる所だけど
私も美有もそんなのいっぱい見てきたし
刺激が足りない。
裸なのに服を着ているように“描く“っていうのが
どれほど恥ずかしい事なのか
これは
経験してみないとわからないかもしれないわね。
ペイントはゆっくりと進んでいく。
私は奴隷の身体に全体のイラストを描き
美有はそのイラストの線を頼りに塗り潰していく。
「んっ♡」
ペンがいやらしい部分にも
全部当たる。
「ほら、じっとしてなさい」
「動いたら線が歪むでしょう?」
奴隷の肌が少し震えるたびに
私はわざと筆を止めて彼を睨む。
奴隷の顔は赤くなり、唇を噛んでいる。
羞恥心と服従心が交錯する表情
__そのギリギリのバランスがたまらない。
「完成!」
全体を見て、私たちは声をあげて笑った。
ピンクと水色、そして赤で構成された奇妙な姿。
背中には翼を描く時間が足りなかったけれど、
それがかえって中途半端さを強調して滑稽さを引き立てている。
背中の羽もフローブも靴下も
全部私のイメージ通り。
顔出しはさせないので見せれないのだけど
実はピンクのリボンも着用しているの♪
私のイメージ通り!!!
めっちゃ可愛い!
さすが私!
服よりこの奴隷ちゃんはこっちよね。
もう恥ずかしい服を着るのは
全部隠れててて恥ずかしくない。
でも裸に何かを加えないと
それもそれで恥ずかしくない。
だからその2つのいい所取り!!! 笑
「さあ、写真を撮りましょう!」
奴隷を真ん中に立たせ
私ははカメラを構えた。
たまたま私の手が奴隷のペ◯スに触れていて
ほんとに、たまたま、ね!!
この写真、なんだか可愛くてお気に入り!!!
この写真、なんだか可愛くてお気に入り!!!
「さて、せっかく魔法おじさんになったんだから」
「魔法を使いなさい」
私の命令に、奴隷は戸惑いながらもうなずく。
ちょうどお花のない花瓶が部屋の隅にあったので
それを指刺して
「ここに花を咲かせなさい」と指示を出す。

…にしても後ろは描いてないので
すごくシュールよね 笑
裸翼 笑
「ほら、魔法、かけられるでしょ」
「まさか…女王様の命令に“NO“なんて言わないよね♪」
ニコニコしながら
奴隷に問いかける私だけど
奴隷から見たら悪魔のような笑顔なんでしょうね 笑お
(ステッキを)
ぐるぐる〜♪

「えいっ⭐︎」
当然のことながら何も起きない 笑
「どうして何もできないの?」
「こんな簡単な魔法も使えないなんて、情けないわね」
「それに女王様の命令よ」
「命令は“絶対“」
どんな理不尽な命令でも“命令“は“命令“
「オマエはわかっているわよね」
美有も同調するように笑いながら言う。
「ほら、もう一回やってみなさい!」
「今度はこの大阪の街の電気を」
「私がチャンスをあげるなんてなかなかないんだから」
気合いを入れる奴隷
奴隷は再び挑戦するが、結果は同じ。
私たちはその失敗を楽しむかのように
次々と無理難題を突きつける。
「しょうがないわね 笑」
「お前には魔法が足りないみたい」
「だから、特別な魔力を与えてあげるわ」
「これを食べなさい」

私達はマスカットやチーズを咀嚼し、
奴隷の前でそれを皿に吐き出して差し出す。
どうみても人が食べてもいいものではない。
でもしょがないの。
魔法を手にする為には。
「これを全部食べなさい」
「そうすれば、魔法が使えるわ」
奴隷は少しためらいながらも
皿の前に跪き
顔を皿に近づけて舐め始める。
「ふふふ、滑稽ね」
「恥ずかしい」「床に這いつくばって」
「でもこれもそれも、オマエが出来損ないだからよ」
「はい♡」
「美味しいでしょ」
「はい♡」
全部奴隷の胃の中に入る
「ありがとうございました♡」
「でも、これだけじゃまだ足りないわ」
「次は、私たちの足の匂いを嗅ぎなさい」
私はブーツで蒸れた足を奴隷の顔に押し付ける
奴隷は必死に匂いを吸い込み、
身体を震わせながら従順に受け入れる。
「しっかり嗅ぐの」
「オマエのお鼻はその為に付いているんだもの」

「はぁはぁ♡♡」
ストッキング、さらにその上に靴下。
そしてブーツを履いてたので
私の足はしっとりしている。
美有も同じように足を奴隷の鼻先に突き出し
笑いながら命じる。
美有女王様は素足にブーツ。
しっかりと匂いが付いるみたい
「もっと深く嗅ぎなさい」
「豚みたいな鼻をしているんだから 笑」
」
汗と皮脂が混ざり合った独特の匂いが
奴隷の鼻腔を容赦なく満たしていく。
その匂いを嫌がる表情
けれど命令に背くことが許されない緊張感。
屈辱でいっぱいになりながらも
その恥ずかしさの中に興奮が混じり始めているのが見て取れる。
さらにお尻の匂いもバッチリ嗅がせる。



奴隷のペ◯スが勝手に反応し
震えるのを見た私は冷たい声で言い放つ。
「興奮してるの?足の匂いで?」
その問いかけに奴隷は答えられない。
「せっかく私が服を着せてあげたのだから」
「そのだらしないモノはしっかり閉まっておきなさい」
そう言えばいうほど
奴隷のペ◯スは私の言葉に逆らうように反応し
さらに大きく膨らむ。
その様子に、私たちは呆れるやら
笑うやらで大忙し。
「魔法が使えないから」
「せっかく私達が魔力を送ってあげたのに」
「そんなペ◯スを大きくするような」
「無駄な事に魔法を使うのね」
奴隷は困ったようにペ◯スを見て
どうやって小さくしたらいいのか戸惑っている。
さらに言葉で詰める私
「そんなのだから」
「オマエはいつまで経っても私達の足元にも及ばない」
「ダメダメなまま…」
「お仕置きよ」
「____そこに四つん這いになりなさい」
部屋に響く私の冷たい声
後編に続く(明日更新予定)